【執事日記】「春子」の誕生と「袋かけ」の意味

北栄高千穂太陽光発電所栽培所(サンシェード城)のスタッフ(執事)有福です。

4年目の古いほだ木から、春子のしいたけが誕生していました。


しかも、しいたけ菌のまわり具合を確認するために試割りした短いほだ木からです。
なんだか観賞用の置物として飾っておきたいですね。


シーズン終わりのサンシェードプリンス®に裂け目のような模様が入っているのに気づかれた方はいらっしゃいますか?
今日は、しいたけに袋かけをした場合としない場合の違いを説明します。
下の写真を見てみてください。


袋かけありの右側は保湿が効いてカサがスベスベしていますが、袋なしの左側はカサが乾燥気味で花柄が現れています。

寒子の生しいたけの収穫期(1月から2月末)は袋かけをいたします。
しかし、3月中旬ごろから収穫できる乾しいたけ用の春子は袋かけはしません。
なぜなら、カサに花柄があった方が乾しいたけとして評価が良いからです。